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逆・介護保険の進捗状況② ~逆・介護保険(市名称:健康福寿プロジェクト)の中間調査結果から~

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主に関係者の意識変革の視点から調査を行っています。逆・介護保険で最も大切なことは、事業者はもちろん、何よりもご本人とご家族の前向きな姿勢です。具体的に以下の3つの視点から、川崎市がアンケート調査を実施しています。

① 要介護度やADL(日常生活をするときの動作)の改善に向けて、事業者の意識変化や行動変化

② ご本人や家族の意識変化と行動変化

③ ②を取り巻く、アクター(ケアマネジャー、介護サービス事業者、介護用品レンタル事業者等)におけるチーム単位での得られた成果  


①要介護度やADL(日常生活をするときの動作)の改善に向けて、事業者の意識変化や行動変化があったか

この事業者の意識や行動の変化については、事業者の7割強がプラスの意識変化があったと答えています。
とりわけ、「要介護度やADLの改善を意識した視点を持つようになった」という変化が多く、まさに、この意識変革こそ、「高齢者を元気にする良質介護の第一歩」であり、逆・介護保険の一丁目一番地の狙いです。他にも、「職員意識が向上した」「職員の視野が広がり、ケア内容に幅が出てきた」という声も多くありました。

そのような事業者の多くは、積極的にアセスメント(利用者の状況調査)、支援内容、モニタリング(それらの評価をし、次に繋げること)のいずれかを積極的に見直したと答えてくれました。

しかしその一方で、「特に変化はなかった」という回答も1-2割ほど存在し、全事業者の理解を得ていくにはまだまだ、乗り越えるべき壁があるとも感じました。私は今後、ポジティブ(積極的・前向き)な変化があった事業者の詳細な中身について、それが全事業者へ共有されていくことが重要と感じました。そうした事例研究を通じ、1社でも多くの事業者がポジティブな意識変革へと繋がるよう、私は市と連携しながら行動していきます。

②ご本人や家族の意識変化と行動変化

これについては、プラスの変化があったという回答は6割、なかったが3割でした。
プラス面の方の詳細としては、「ADL(日常生活動作)の改善が見られた」方が半数近くおり、さらには「ご本人の意欲向上」に繋がった方も同じく半数近くおられました。また、家族については「意欲向上」「介護負担軽減」に繋がったと回答した人は2割強という結果でした。

事業者よりも、ご本人やご家族へのプラス面が劣るという結果を受けて、ある程度は想定をしておりました。政策を実行することでまず変えやすいのは実際にサービス提供を行う事業者です。そして、「事業者が提供するサービスが良質になることで、その受益者であるご本人やご家族に良い影響を及ぼすという流れ」になると仮説を立てておりましたので、その意味ではまずまずの結果であったと認識しております。

またまた、いつも通り長くなってしまったので、「③ご本人・ご家族を取り巻く、アクター(ケアマネジャー、介護サービス事業者、介護用品レンタル事業者等)におけるチーム単位での得られた成果」については次回に回します。  

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このブログ記事について

このページは、そえだ勝の公式 Webサイトが2017年7月 4日 09:53に書いたブログ記事です。

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