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素晴らしい日本の介護サービスを海外へ③! ~「外国人介護人材確保」からさらに先へ~

今回は日本がアジアにおける、「介護プレゼンス(存在感)」を高めるにはどうすべきかを皆さんと考えたいと思います。

まず、前回の最期に触れましたが、帰国する実習生には「日本ファン」、事実上の「日本の営業マン」になってもらう仕組みが不可欠です。そのためには、帰国後の彼らの雇用の支援もしてあげることをも視野に入れるべきです。実習という入り口だけでなく出口までをも考えてあげることで、実習生はキャリアプランが見え易くなることへ繋がります。将来像が描ければ、当然ながら彼らの仕事への動機づけ、つまり、やる気にも繋がっていくでしょう。

まずは来日する実習生を丁寧に育て上げ、できればそのまま日本で働き続ける人をふやしていきたいが、それだけでなく、帰国者への支援も手厚くしていくことを同時並行で進めるべきです。既述のように、帰国後の雇用支援の中でも日本にとって有効と考えられることは、彼らが現地の看護系学校の指導者になることと考えます。それゆえ、そうした教育機関を中心とした現地雇用先と日本の実習先との民民での提携について、政府は後押ししていくべきと思います。

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つまり、日本で学んだ人が現地で先生となることで、そこで教わる生徒にとっては日本に対する理解が進んでいく可能性があります。それこそが介護のみならず、「日本という国を世界に知らしめることそのもの」といえます。そうした教育を受けた実習生がそののち、来日した際は「ちょっとした知日派」的な形で日本の土を踏むことになると思われます。

そうなれば、受け入れ施設側の教育の手間も以前よりも省けるだけでなく、実習生が今までよりも早い時期に即戦力として機能することにもなるでしょう。そして、元々事前に日本のことを知ったうえで来日している彼らだからこそ、日本にとどまり働く可能性は従前よりも高まっていくことが予想されます。

その一方で帰国希望者には、既述のように雇用支援を行い、「知日派介護士」を増やす循環を回し、結果として「日本ファン」をアジア各国に作っていくことにつなげるのです。それこそ、介護の枠を超えた、日本のプレゼンスが高まること、そのものだと思います。

話がまた少し拡散してしまいましたが、日本の介護技術は世界トップレベルであることは間違いありませんので、それがアジア各国に広がっていくことは、日本にとってはもちろんですが、アジア各国にとってもメリットがあることです。以上より、国外においては日本の介護文化を広め、「日本ファン」を増やすシステム作りが大切ですが、次回の最終稿はそのためには、国内におけるどんな準備が必要かを考えていきたいと思います。

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このブログ記事について

このページは、そえだ勝の公式 Webサイトが2017年6月 6日 12:21に書いたブログ記事です。

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