そえだの勝ブログ

逆・介護保険の進捗状況① ~モデル事業から4年目を迎えて~

健康福寿プロジェクト(川崎市名称。以下、「逆・介護保険」と書きます)がモデル事業時代を含めると4年目、本格実施としては7月で丸1年となります。そこで、本実施の結果が出る前に、改めて今までの経緯と、6月時点でわかっている範囲で、また、その間の私の活動と絡めて、ご報告いたします。

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平成26年から川崎市でモデル事業としてスタートした逆・介護保険は、当初は参加事業者がわずかに10社程度でした。要介護度改善に対して優遇報酬を付与するという考え方は、きれいごとのように映ったのかもしれません。それを知ったときはさすがの私も萎(な)えました。しかし、逆・介護保険は「要介護度改善に役立つ、良質な介護を適切に評価する」という正しい政策ゆえ、必ず皆さんにわかってもらえるという信念はありました。

そして、翌27年の事業者募集では、その意義をご理解くださった事業者さんが増え、一気に100事業者を超える参加がありました。その間、前年の参加事業者さんからの口こみ、行政の賢明な周知、私も微力ながら市内の多くの場所で介護事業者への講演活動を行い、賛同者を増やすことができ、非常に達成感があったことを記憶しています。

そして、28年には200事業者近くに達し、現在は246事業者が逆・介護保険に参加頂いております。私も27-28年頃から、川崎市以外の県内はもちろん、北は青森から南は福岡まで、ありがたくも逆・介護保険の講演依頼を頂くようになり、「川崎の福祉改革から日本の福祉改革へ」という自分の志へ一歩でも近づけるよう、活動してきました。

その間に、神奈川県が川崎の取り組みをまねて、同じような取り組みを昨年からスタートさせました。さらには、国が来年度の介護保険法改正において、「要介護度改善に注力する自治体への補助金付与」という事業も盛り込まれることがほぼ確実となってきました。

川崎から県、さらには国へと、逆・介護保険が広がりを見せていることに感慨を覚えます。とはいえ、最終目的は、介護保険法改正の中で、逆・介護保険がしっかり位置づけられることですから、その意味ではまだまだです。とはいえ、まずは川崎でやれることをしっかり行い、その先のことを考えていきたいと思います。

次回以降は、この数年間の具体的な逆・介護保険の事業実績について触れていきます。

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このブログ記事について

このページは、そえだ勝の公式 Webサイトが2017年6月27日 11:21に書いたブログ記事です。

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