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災害時に知っておくべきこと③ ~障がい者への配慮・「言語障がい者」「肢体不自由者」「内部障がい者」「高次機能障がい者」「精神障がい者」編~

◆言語障がい者
脳梗塞等の後遺症により、コミュニケーションが難しい方もおられます。
そうした方には、ゆっくり・短く・はっきりと話します。書く場合は要点を漢字で書きます。あるいは答えを選べるようなコミュニケーションも有効です。例えば、選択肢を提示して話したり、YES/NOで答えられるような意思疎通です。なお、答えをせかすようなことは禁物です。

◆肢体不自由者
避難できず自宅に残っておられることが考えられるため、声かけや安否確認が重要です。

●具体的な誘導の仕方
避難場所へは車いすを押してください。人により押し方も異なる場合があるので、ご本人とよく話しあう必要があります。また、車いす移動ではなく、抱えるなどして移動する場合は車いすも運びます。車いすは人によりサイズや形が異なるため、体に合ったものでないと肢体不自由者の方は大きな苦痛を伴うことになります。

●避難所では
障害物をまたいだりすることができないため、通路の確保が重要です。

◆内部障がい者(人工肛門等をつけている方や透析患者、前回書いた聴覚障がい者等の一見すると障がいがわからない方)
既述のようにコミュニケーションに注意を払うほか、とりわけ、注意が必要なことは「飲食物」です。非常食などで対応できない方がおりますので、その方の情報把握が重要です。

◆高次機能障がい者(脳に障がいがある方)
脳卒中等の病気や交通事故等で脳に損傷を受けたことにより、言語や記憶や思考等に障がいがある方を指します。文字や話の内容に対して理解が難しいことが考えられるため、要点を簡潔に伝えることの他、できればメモで渡すことがより効果的です。

◆精神障がい者
対人関係が難しい場合があるため、避難や避難所においては通常時以上に不安等に駆られる可能性が高いため、優しく声がけをすることが大切です。例えば、「大丈夫です」「みんな一緒ですから、安心してください」等です。

●具体的な誘導の仕方
その方が1人の場合は一緒に行動して頂くことが重要です。指示はわかりやすく、具体的に話すことが大切です。

●避難所では
①とにかく、「不安を和らげてあげる」ことが重要です。心の動揺は伝わりやすいため、冷静な対応を心がけてください。
②体調の異常を訴えられない方もおられるので、しっかり注意を払います。
③てんかんの方は薬がないと発作がでますので、早めの薬準備を避難所スタッフに伝える必要があります。

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次回最後の回は知的障がい者、自閉症者の方々について書きます。


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このブログ記事について

このページは、そえだ勝の公式 Webサイトが2017年5月18日 10:10に書いたブログ記事です。

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