そえだの勝ブログ

夏は毎週「逆・介護保険」の講演でした① ~青森県某自治体の介護保険事業者~

 時間差がありすみませんが、この夏はほぼ毎週県外で講演でした。7-8月は議会が休会で比較的地元スケジュールも緩いため、以前から依頼を受けていた逆・介護保険の講演を集中してこなしました。その数、10本。どれも報酬なしのボランティアですが(苦笑)。。。
 でも、「逆・介護保険(川崎市名:健康福寿プロジェクト)」を全国に広げ日本の介護を変える、というのが私の志のため、講演依頼を受ければ、喜んでどこでも飛んでいきます。

 さて、この度はその中でも印象に残った、示唆に富んだご意見を頂いた3本の講演について3本立てで書きます。先方の都合上、いずれも写真と自治体名は出しません。また、いずれも文字ばかりで退屈かもしれませんが、しばし、お付き合いください。まず、1本目は青森県の某自治体。

 知人を介して、「逆・介護保険について、地元介護関係者に講演と意見交換をしてもらいたい」との依頼を受け訪問しました。

 川崎市のような都市部と異なり、地方部であるこの青森の某市は「子が親をみる」気質が濃く、在宅介護が主流でした。

 それゆえ、「要介護度改善を後押しし、家族の介護負担軽減」を目指す逆・介護保険は、某市には有効と考えます。概ね、地元事業者からは共感を得ることができました。

 一方、「同プロジェクトが要介護度3以上の重度者に対してはいかに考えるのか」という指摘を受けました。これは重要な指摘であり、「重度者は要介護度改善の可能性が低い」という事実があります。某市の場合は、川崎よりも高齢化が圧倒的に進んでいるため、重度者対策が重要であるとのことでしたが、これは「川崎の未来の縮図」と感じました。

 そこで重度者対策の議論を深めることとなりましたが、やはり、「残存能力を活かした介護をいかに行うことができるか」というところに帰結しました。
重度者の残存能力は軽度者のそれとは大幅に劣る故、まずはそれを見つけられるかが大切です。

 以上より、「要介護度改善を後押しする」という、同プロジェクトの考え方自体は正しいことを再認識できましたが、様々なケースにおいていかに応用可能かを深堀せねばと感じさせられた訪問となりました。



カテゴリ:

このブログ記事について

このページは、そえだ勝の公式 Webサイトが2016年9月 8日 12:00に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「疑似外科医!? ~手術ロボット登場~」です。

次のブログ記事は「夏は毎週「逆・介護保険」の講演でした② ~大分県某自治体の介護保険事業者~」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。