そえだ勝ブログ

2016年9月アーカイブ

 前回の青森県同様、「逆・介護保険」について、地元介護関係者に講義をしてもらいたい」との依頼を受け訪問。これを広めるだけでなく、川崎市以外の方からも知見を得て、多様な視点から考えていくことに繋がればと考えています。

 川崎もそうですが、地方自治体において、国の介護保険法という法律と真っ向から対立するような政策を実施することは容易ではありません。

 逆・介護保険を実施することは、「現行法が不適切」と言っているようなものなので、下手をすると、厚生労働省から目をつけられることだってあり得ます。しかし、大分県某自治体の介護保険事業者の方々はそれに概ねに賛意を示してくれました。
 
 ただ、各論については、事業者の方から、「事業者による利用者のクリームスキミング(いいとこ獲り=回復可能性の高い人を優先的に獲る)が起きる懸念があるのではないか」という指摘があった。つまり、本来あるべき「利用者が事業者を選択する」のではなく、「事業者が利用者を選択する」という、いわば「逆選択の危険」ということです。
 それは断じて許されないことであり、あってはならないことです。

 介護保険法の大きな立法趣旨の一つは「利用者による選択」であり、私は法の実行手法に異論がありますが、その理念は大いに賛同します。よって、これは鋭い指摘です。

 皆さんとその指摘について議論する中で、介護保険で規定されている「応諾(おうだく)義務」、すなわち、「事業者が利用者を正当な理由なしに断るのではなく、受けいれる義務」の徹底を図っていかねばということになりました。

 よって、私が最終的に目指すものは、「逆・介護保険を川崎で成功させ、全国に広げ、介護保険法がまさに逆になってしまう、抜本改正に繋げる」ことですが、現行法の中での理念や応諾義務といった良き部分については維持していくことも当然考えています。

 ただ、今回の指摘はごもっともゆえ、応諾義務の徹底策について、今後、現場の方々や行政と議論を深めていきたいと思います。

 時間差がありすみませんが、この夏はほぼ毎週県外で講演でした。7-8月は議会が休会で比較的地元スケジュールも緩いため、以前から依頼を受けていた逆・介護保険の講演を集中してこなしました。その数、10本。どれも報酬なしのボランティアですが(苦笑)。。。
 でも、「逆・介護保険(川崎市名:健康福寿プロジェクト)」を全国に広げ日本の介護を変える、というのが私の志のため、講演依頼を受ければ、喜んでどこでも飛んでいきます。

 さて、この度はその中でも印象に残った、示唆に富んだご意見を頂いた3本の講演について3本立てで書きます。先方の都合上、いずれも写真と自治体名は出しません。また、いずれも文字ばかりで退屈かもしれませんが、しばし、お付き合いください。まず、1本目は青森県の某自治体。

 知人を介して、「逆・介護保険について、地元介護関係者に講演と意見交換をしてもらいたい」との依頼を受け訪問しました。

 川崎市のような都市部と異なり、地方部であるこの青森の某市は「子が親をみる」気質が濃く、在宅介護が主流でした。

 それゆえ、「要介護度改善を後押しし、家族の介護負担軽減」を目指す逆・介護保険は、某市には有効と考えます。概ね、地元事業者からは共感を得ることができました。

 一方、「同プロジェクトが要介護度3以上の重度者に対してはいかに考えるのか」という指摘を受けました。これは重要な指摘であり、「重度者は要介護度改善の可能性が低い」という事実があります。某市の場合は、川崎よりも高齢化が圧倒的に進んでいるため、重度者対策が重要であるとのことでしたが、これは「川崎の未来の縮図」と感じました。

 そこで重度者対策の議論を深めることとなりましたが、やはり、「残存能力を活かした介護をいかに行うことができるか」というところに帰結しました。
重度者の残存能力は軽度者のそれとは大幅に劣る故、まずはそれを見つけられるかが大切です。

 以上より、「要介護度改善を後押しする」という、同プロジェクトの考え方自体は正しいことを再認識できましたが、様々なケースにおいていかに応用可能かを深堀せねばと感じさせられた訪問となりました。


先日、市立井田病院の視察に行ってきました。
そこで、外科医が直接患者の体に触れずに外科手術を行う機械、ダ・ヴィンチ(手術支援ロボット)を見てきました。

http://www.city.kawasaki.jp/33/cmsfiles/contents/0000037/37855/ida/about/robot.html

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実際にシミュレーションさせて頂きましたが、人間の手の動きに正確に反応します。

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衛生面や手術の効率化が期待されます。

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導入費用は約2億円ということで、多くの方の命が救われるべく、その投資が無駄にならないように、後押しをしていきたいと思います。


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