そえだ勝ブログ

2015年12月アーカイブ

先日、岡山市の逆・介護保険(岡山市正式名称:デイサービス改善インセンティブ事業)の進捗確認のため、久々にお邪魔してきました。

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私が前市長時代に逆・介護保険を主張しても全く相手にされていなかった頃、岡山市は一足先にその頃から逆・介護をスタートさせていた、いわば、川崎市の「先輩格」に当たります。今回はその進捗確認のほか、川崎市の参考になるものをもって帰ろうという意味で訪問。

さて、要介護度の改善だけでなく、介護の質を評価する「逆・介護保険」ですが、やはり、岡山は川崎よりも一歩先をいっていました。

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質の評価指標ができあがっていました。以下大きく5つです。

1 専門的ケア習得に向けた研修参加支援⇒参加人数等が評価項目
2 岡山市主催の①の参加支援⇒同上
3 専門的な認知症ケアの提供⇒認知症高齢者の受け入れ人数
4 機能訓練指導員の体制⇒指導員の在籍数
5 介護職員の体制⇒介護福祉士の在籍数

 「なんだそんなことか」と思う方もいるかもしれませんが、実はこの指標、現場の方々とともに構築したものだそうです。そこに大きな価値があります。

数百か所以上ある現場を市の職員の方が回って意見を交換しながら作った、これ以上ない手間暇かけたものであり、なかなかできることではない貴重なものといえます。

当初、岡山市は逆・介護保険の考えは「筋トレ重視のデイからは好評だが、認知症デイなどからは不評」ということに頭を悩ませていました。そこで、身体的な要介護度改善以外の評価指標を模索した結果、「市内ほぼすべてのデイ現場から話を聞いて指標を決めよう」という方針を立て、実践した結果が上記です。

私も川崎市の逆・介護保険担当職員とは頻繁に意見交換をします。今後は岡山市を見習い、「本質は現場にある」という視点で、彼らとも議論をより深めていきたいと思います。松下政経塾時代、幸之助塾主が残した重要な教えの一つ、「現地現場主義」を改めて思い出された訪問となりました。
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逆・介護保険(川崎市名称:健幸福寿プロジェクト)がスタートし、約1年になります。

急激に進む高齢化の中、やはり、要介護高齢者の方々には少しでも状態改善をして頂くべくスタートしたのがこのプロジェクトです。
ここで、プロジェクトを全国に先駆けて成功に導くために、この度、アンケート調査を行わせて頂くことになりました。

つきましては、ご協力のほど、何卒、よろしくお願いいたします。


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