そえだの勝ブログ

親の介護に不可欠なエンディングノート ~こがも会ティーセミナー~

先日、いつかは訪れる「親の介護」について、子として親の情報について記録しておくべきことをまとめておく、「こがもノート」について勉強してきました。これを作っておられる「こがも会」の皆さんは、全員がフィナンシャルプランナーの先生であり、主に「介護に必要な費用」という側面から、こがもノートを作っておられます。

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こがもノートとは、親が認知症になる前に、必要な情報を記録しておくというもの。実に65歳以上の「4人に1人は認知症」と言われる中、これはとても意義ある取り組みです。

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例えば私がいた介護の現場では、要介護高齢者について、「かかりつけ医は誰で、主に介護をする家族は誰で、その人の既往歴(かつてわずらった病名、そのための手術や治療の記録等のこと)は何で、その人の使っている薬は何で」など、主に当該者の介護に直接的に必要な情報は共有しています。

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しかし、それだけでは家族介護をするには情報が不足しています。というのも、物事は何をするにもお金がかかるわけであるから、その視点からの情報です。

「在宅介護には300万円ほどのお金が必要であり、それを親が所有していても、定期預金や株などで持っていた場合は、本人以外は解約ができないから、普通預金に変えておくべき」など、ざっくばらんにいわゆる「誰もが知りたいけど、聞けない」情報を教えてくれました。こうした情報は介護という行為をすることからすれば、間接的情報だけれども、絶対に把握しておくべきものです。

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また、そのほかにも、「親がご近所で世話になっている人はだれか」「生い立ちや宗派など、お墓はどうすべきか」「通院などで親のために使ったお金を記録すること」などなど、介護のプロではなく、違う分野のプロだからこそ気づく視点に、非常に学びが多いと感じたと同時に、これから介護をする方々にとってはとても大切なことを説いておられるなと感じました。

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そうした情報を、「親が元気なうちに聞いておく」、ちょっぴり照れ臭い気もしますが、とても大事なことだと、つくづく感じた時間となりました。私も20代は介護士の立場、30代の今は行政の立場で介護問題にかかわっていますが、これから迎える40代の立場で訪れるであろう家族の立場について、とてもとても勉強になったひとときでした。

私も「こがもノート」を広めていくべく、介護士出身議員として、尽力していきたいと思います。

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このページは、そえだ勝の公式 Webサイトが2014年10月24日 11:29に書いたブログ記事です。

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