そえだの勝ブログ

今こそ、民間活力を使おう! ~TV神奈川の「川崎市予算座談会」に出演して

先日、神奈川テレビの予算座談会に出演してきました。

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学生インターン生が収録前に(笑)

当日は、次年度の福田市長の予算について、どう考えるかという内容での座談会となりました。

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私は、次年度予算を「ダム経営予算」と名付けました。これは私が松下政経塾時代に学んだ、松下幸之助の経営理念の言葉を借りたものです。松下幸之助は、「会社経営はダム経営」と言っています。その意味は、ダムが渇水時に備え水を溜めておくように、会社も資金を十分に溜めておき常に危機に備えるべき、という考え方です。

次年度予算は、減債基金(借金返済に備え積み立てておく基金)から1円も借り入れることなく、予算編成ができたため、ダム経営に相通ずるところがあると考え、命名しました。

しかし、その実は景気回復や消費増税、人口増等による歳入増という、いわば、ラッキーな外部要因に支えられてなされた芸当ですから、そこは予断を許さないとも思っています。

また、撮影の中で、「予算についての不足は何か」という議論になりましたが、私は他のパネラーが話したような「各事業への予算付け不足」という認識ではない話をしました。

というのも、歴代2位の予算規模ゆえ、財政再建との両立なくして、「何々事業の予算が不足だ」とは言えませんでした。著作権の関係があり、このブログの中で、映像を流すことができないことは残念ですが、私は「財政効率化に向けた踏み込みが不足だ」という話をしました。

というのも、民間に任せられる事業は行政の中には多々ありますが、それについて、「効率化すべきは効率化する」という観点からは、いささか、不足を感じるものでした。「民間の力を最大限に活用し、行政のスリム化を図り、財政再建に繋げる」という、いわば、当たり前のことがなされていないと思いました。

 (とはいえ、今回の予算は前市長がほぼ、決定した状態で福田市長が引き継いだため、そこには限界もありますが。なお、具体的にどの部門のどの予算が適正化されるべきかをこのブログで書くと、かなりの長文になるため、今回は割愛します。)

民にサービスを提供する場合は、あくまでも「メインプレーヤーは民間」であり、「行政はその質のチェックマン」たるべきというのが、私のスタンスです。もちろん、民間に業務委託をすると、不公平になりかねないような業務は行政が行うべきですが、基本的には、民間活力を使うべきです。

例えば、足立区では、行政の窓口業務も民間企業に委託するようです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131226-00000018-rbb-sci


上記のようなことに対しては、「
個人情報を扱う業務を民間が請け負うことは、守秘義務違反のリスクがある」ということをいう人もいますが、必ずしもその批判があたっているとは思えません。

下記は総務省のHPです。

http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01gyokan06_02000010.html

その中の「情報公開法・個人情報保護法・行政不服審査法の施行状況<調査結果概要>(参考)PDF

を見ていただければわかりますが、23年度の1年間で、行政による情報漏えいは実に800件以上存在し、独立行政法人においては1,800件以上あります。

これを考えると、「民間企業だから、守秘義務を守れない」という批判は、極めて一方的な観点であると感じます。公務員の業務は、「民間が担えるものと、そうでないもの」という業務棚卸がなされるべきです。

同志である福田市長も、「民間活力を最大限に活用する行政運営」
を掲げていますから、今後、そのあたりも、二人で議論を深めていきたいと思います。


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このページは、そえだ勝の公式 Webサイトが2014年3月 1日 16:51に書いたブログ記事です。

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