そえだ勝ブログ

2014年1月アーカイブ

先日のブログでは、特区を取得しこれを導入するには、実は最大の壁が「特区を推奨するはずの国」であることは触れました。

今回は私がなぜこの課題に取り組み始めたかを話していませんでしたので、簡単に触れながら、次回、国の制度の問題点を述べます。

以下、訪問介護士時代にさかのぼります。私が介護する高齢者の人が元気になる、具体的には要介護度が改善すると、これは介護士冥利(みょうり)に尽きました。

例えば、私が担当になったばかりの頃は、自分でベッドから起き上がることもできなかった人が半年後、独力で起き上がりはもちろん、ベッドから降りて、つたい歩き(手すり等を支えにしながら歩く行為)までできるようになった方がいました。

これは当時、介護士冥利に尽きると同時に、「この仕事をしていて本当に良かった」と思わされた出来事でもありました。

しかし、事業所に戻り、次月の収支予測を立てるために電卓を叩いてみると、そうした要介護度が改善する人が増えると、事業所の収入は減少となり、パソコンの前で頭を抱えていたものです。

例えば、要介護5の方が元気になり要介護4になったとすると、これを1人当たりの売上換算でみると、単純に約35万円の売上が約30万円になることを意味します。

すなわち、事業者にとっては、「高齢者のために頑張れば頑張るほど、経営は疲弊する」という、全く矛盾した制度が今の介護保険制度なのです。

それゆえ、まじめに介護をやっている介護士、ひいては事業者ほど損する、というまさに悪循環この上ない制度が現状の介護保険制度といえます。これは「正直者が馬鹿を見る」ともいえる話です。

私はそんな矛盾に怒りを覚え、政治家を志したといっても過言ではありません。

よって、私は「現場の声を政治に届けねば」という思いになったわけです。次回は、国の制度矛盾について、現場の観点から話したいと思います。
先日、「ペットと最後まで」という、人と動物との共生を推進する方々の勉強会がありました。

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ペットと最後までHP


代表をされておられる中島さんのブログ

「野良猫」への去勢を進めて、「地域猫」として共生していくことの重要性や、ペットとして飼育する場合の心構え、災害時におけるペットの保護の考え方等、非常に実践的な中身でした。

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実際に、川崎市の予算の中には、市民が野良猫を保護し、去勢させるための補助金も存在しますが、その額はたった100万円に過ぎません。そうすると、去勢手術に対する市民の自己負担は、およこ7~8,000円程度になるようで、それでは市民自らが去勢手術を推進し、地域で育てていこうという気になるには、ハードルが高いなと感じさせられました。

やはり、保健所が行う、「殺処分」は容易で効率的な方法かもしれませんが、動物にも命があるわけだし、我が国には「動物愛護法」も存在するわけですから、そこは、動物とて、その生命は重く扱われなければなりません。

今日の勉強会で学んだことは、すぐに福田市長には伝えましたが、市長もそこは、大事な検討課題だと受け止めてくれました。

また、参加者の中には、福島に取り残された動物たちの保護活動をする方々もおられました。私も福島で、取り残されたペットたちの死骸や野生化して家畜を襲っている犬の姿等、悲惨の光景を目の当たりにしてきました。その意味で、そうなる前に救いの手をさし述べているこうした方々には、頭の下がる思いになりました。これもまた、福島と川崎の懸け橋的活動だと、しみじみ、感じました。

この方々は、そうした福島の動物たちの里親探しをされている人たちでした。



勉強会の最終盤には、動物虐待の話にまで広がりましたが、私も一昨年に児童虐待防止条例を提案した者として、これらの問題は極めて関連性が強いと感じました。それは「強い者が弱い者をたたき、弱い者はさらに弱い者をたたく」という構図があるのが虐待問題です。

具体的には、親は会社や社会に叩かれ、親が子を叩き、子は動物を叩くという流れも実際にあるそうです。虐待を受けて育った子供は、不幸にも人や動物の愛し方がわからず、つい手が出る、ということが往々にしてあるようです。

そう考えると、最後に弱きものである動物は、何も悪いことはしていないのに、はけ口もなく、ただただ、泣き寝入りをするだけということになってしまいます。

それゆえ、今後は、市民と動物たちとの共生社会に向けて、力を入れて取り組んでいきたいと思います。

また、動物愛護の話は、子供の教育にとっても重要な要素といえるため、教育機関や地域住民をも巻き込んで、動物愛護の意識を高めていく政策を考えていきたいと思います。
少し長めなので、2回に分けます。
 
先日、私の実現したい政策の一つ、介護保険への成果報酬導入に向けて、川崎よりも先んじている、岡山市に行ってきました。昨年5月にも、健康福祉委員会の視察でお邪魔してきましたが、今回は松下政経塾の1つ先輩にあたる、津曲船橋市議と行ってきました。

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津曲先輩とは政経塾時代、医療研究会という勉強会の中で、日本の医療福祉について、ともに考えてきた仲です。私は福祉現場の視点から、津曲先輩は総務官僚時代に培った地域医療政策の視点から、熱く議論してきた同志です。

さて、5月に訪問した時は、高齢者の要介護度を維持・改善させた事業者への成果報酬導入の議論はまだまだ、これからといったところでしたが、今回は方向性が見えてきました。

というのも、対象はごく一部の事業者になる見込みのようですが、実際に次年度からのスタートを予定しているそうです。大きな前進です。

しかし、ここで考えねばならないのは、「ごく一部」という言い方を私がしていることです。

その理由は、国の関与が原因となっています。

そもそもこの話は、介護保険のお金である、介護保険特別会計(以下、介護保険特会)のお金の使い方を変えるというものです。介護保険特会は、高齢者の要介護度が悪化することに対して、多くのお金を払うというシステムです。そこで私はそこに矛盾を感じ、「介護保険特会のお金の払い方をひっくり返す=成果報酬」導入を目指しているのです。私同様、岡山市もそれを目指し、そして昨年、同市は特区を取得しました。

しかし、内閣府が旗振り役である特区制度について、彼らの見解は特区をまさに、自己否定するものでした。それは、「介護報酬は全国一律のものゆえ、国の規定とは異なる介護保険特会の使い方は適正でない」という解釈をしたそうです。

特区制度とは簡単に言うと、「全国一律の厳格規制からその緩和を認める地域を設け、それが機能すれば、正式に規制緩和し全国展開を図る」というもの。

しかし、内閣府の見解では「全国一律規制を第一義」に考え、特区そのものの意義を自らが否定しているといえます。そうした内閣府の見解により予算が少額しか組めず、ごく一部の事業者しか対象にできないという状況になったようです。

よって、この「逆・介護保険」の話は介護の話だけでなく、まさに「地方分権の試金石」とも言える話であり、岡山とは引き続き連携しながら、川崎からも国に声を上げていくに力を入れていきたいと思っています。

最後、少し拡散気味になりましたが、次回は介護に特化した形の視察の解説をしていきます。

福島×川崎プロジェクト

筆不精ゆえ、久しぶりの福島関連の投稿です。昨年もブログに書いてはいませんが、隔月で必ず福島支援には行っておりましたが、今回は私の紹介ではなく、福島と川崎を結ぼうとしている、福島サイドの方の紹介です。

フェイスブックで、福島県郡山市役所に勤める私の義理の姉が、下記サイトを紹介してくれました。その名も「福島×川崎プロジェクト」。

LOVEこおりやま

詳しくは上記をご覧いただければと思いますが、「郡山×川崎プロジェクト」といったほうが正確かもしれません。

この活動は、今井淑子(よしこ)さんという方が行っています。彼女はこちらの出身ながら、震災後福島に思いを馳せ、郡山市に移住されて「郡山と川崎の懸け橋」になろうと頑張っておられます。

その意味では、福島出身で川崎に住む私とは、逆パターンの方といえます。しかし、本日、連絡を取り合いましたが、思いは同じだと確信しました。

下記が詳細の今井さんの活動情報です。ぜひ、川崎から福島に何かしたいとお思いの方、今井さん本人でも結構ですし、私のところでもどちらでも結構です。ご一報ください!

 

以下は今井さんのサイトより

〒963-8017 福島県郡山市長者1-7-17 さくらビル3階
 電話:024-933-7940 メール:info@cafe21.net
 こおりやまポータル(http://ki-zu-na.org/)を運営

会社概要
特定非営利活動法人ウェッブストーリー :http://cafe21.net/
こおりやまポータル:http://ki-zu-na.org/
さいわいコミュニティサイト:http://sawacon.org/
福島×川崎プロジェクト:http://cafe21.net/fukushima
福島×川崎テレワーク:http://cafe21.net/telework/

福島県は地震、津波、福島第一原発事故、放射能の風評被害、農作物の出荷停止と「5重苦」に苦しんでいます。私たちができることを一緒に考えませんか?福島の未来、日本の未来を川崎から発信します!

本日は年始の今だからこそ、敢えて、皆さんに「被災地に今一度、思いを馳せて頂きたい」と考え、書きました。筆不精の私ですが、自分の活動も含め、これからも「川崎から福島を応援する」メッセージを定期的に発信していきたいと思います。

新たな年を迎えて

新年あけましておめでとうございます。

新しい年を迎え、気持ちも新たに仕事に取り組んでいこうと思う、今日この頃です。

昨年末、福田市長を支援した仲間とともに新会派を立ち上げ、いよいよ、気合いが入ってきました。

来月には早速、次年度予算議会も控え、我々、1年生議員のみの会派の真価が試される時でもあります。

次年度予算議会が機能不全になることにないよう、全力で取組んでいきたいと思っています。国政では昨年夏まで存在した「ねじれ国会」が象徴していたように、予算が決まらないというのは、行政サービスを市民の皆さんに提供できないという、最悪の事態になる危険性もあります。現在の市議会は、いわゆる、オール野党態勢ゆえ、そうした事態も考えられますので、まずはこの予算議会、気合いを入れて、市民の皆さんの生活に支障が出ることのないよう、臨んでいきます。

最後に、新年の抱負にしては地味な終わり方になったかもしれませんが、私は人間の成長というのは、「階段を一段一段、登ること」だと思いますので、まずはできることから着実に実行していくという、自らの決意を述べたつもりでおります。

大言壮語の政治家が多い中、私は常に確実な結果を出すということを念頭において、今まで活動してきましたので、本年もそのスタンスをぶらすことなくやって参ります。

本年も、宜しくお願い致します。

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