そえだの勝ブログ

高齢者虐待が急増中 ~地域コミュニティー再生が不可欠~

先日、質問に立ち、高齢者虐待の問題を取り上げました。それが下記、神奈川新聞に掲載されましたので、ご参考まで。
昨年度は、市内で、約180件近く虐待の事実がありました。詳細は下記ご確認ください。 

神奈川新聞記事⇒ 
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1309200014/

この問題、全国的にも深刻化しており、国内全体では、
17,000件近く存在しています。しかも、在宅介護を受けている高齢者が被虐待対象となっているため、いわば、「密室での行為」となるため、非常に発見が難しく、川崎の数字も全国の数字も、実は氷山の一角といわれています。

さて、高齢者虐待は、児童虐待と異なり、虐待への通報後、
48時間以内に被虐待対象者を目視」という、いわば、「48内に現場に駆けつける」という、厚生労働省による法規制や指導がありません。それゆえ、発見が遅くなり、大事に至るという事件も珍しくありません。ゆえに、私は「川崎も48時間内に現場到着できる体制に強化すべき」ということを提案しました。

無論、限られた財源とマンパワーの中、
そうした体制に移行させていくことは簡単ではありませんが、これは極めて重要なことであるので、他の部署からの配置換えも含め、そこは強く訴えました。

また、虐待に至ってしまう要因は、
それぞれのケースごとに異なりますが、実は一点、必ず、共通するところがあります。それは、介護者が「孤独」に陥り、行き詰った末に手を挙げてしまう、という現実です。

そんな中、何よりも大切なことは、いわずもがな、「介護者を
1にしない」ということ、つまり、孤独感から解き放ってやることが重要です。

そのためには、サブタイトルにあったような「
コミュニティー再構築」が不可欠です。「遠くの親類より、近くの他人」という言葉がありますが、この虐待問題はまさに、それが当てはまる話です。地域の見守りの目こそ、極めて、重要です。例えば、そうしたご近所さんだけでなく、例えば、新聞配達の方や郵便配達の方等、地域を回っている人たちも重要な見守り主体と言えます。そうした人達は、ポストにチラシ等が溜まっていれば、その家に何らかの異常があるというシグナルに気づくこともできます。

つまり、この問題は行政の厚生労働担当部局だけでなく、
地域コミュニティー再生部局等の存在も重要であり、縦割りでなく、部局横断的な対応が不可欠です。また、こうした見守り体制ができれば、これは当然ながら児童虐待や家庭内DV等の早期発見にも繋がってきます。その意味で、引き続き、行政の縦割りをなくし、真に市民の利益は何かという観点から、総合的対応の重要性について主張していきたいと思います。


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このページは、そえだ勝の公式 Webサイトが2013年9月24日 11:51に書いたブログ記事です。

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