そえだの勝ブログ

福島を考えるツアー(2)

前回は、新地町役場を中心として頑張っている「行政」に焦点を当てた報告でしたが、今回は民間で頑張っている人たち、「NPO相馬はらがま朝市クラブ」と、福島駅前にある飯舘村から避難中のお母さんたちの店「かーちゃんふるさと農園 わいわい」です。

前者は、元々、水産加工会社を営んでいたが、震災により会社と工場は被災し、廃業。その後、経営者の高橋氏は、仮設住宅でカップめんのみを食べながらなんとか暮らしてきた。しかし、そこは根っからの魚好きの同氏。「うまい魚を食べたい」との思いから、様々な困難を乗り越え、以前の会社という形ではないが、NPOとして、再スタートを切った。


自らが持つ水産加工業のネットワークを活かして商品を仕入れ販売
、冷凍品の在庫を無駄にせずに廉価で販売を行う等、同氏の工夫と自力で頑張っている。また、地元の人が「集える場」的な色彩を持つ「朝市」の仕掛け人でもあり、炊き出し・通常の市場価格よりも格段に安い価格での食品や日常雑貨販売・各種イベント開催等も実施。

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新鮮な魚を使った手作り料理の昼食

さらには、高齢避難者が多い相馬市内の仮設住宅1,
500戸に対する「声掛け訪問」等も行い、地元の人と人との繋がりを大切にすることにも注力しています!こうした小回りの利いた地道な人と人とを繋ぐ役割は、行政ではできないことだが、極めて重要な役目なので、ぜひ、踏ん張ってほしいです!

参考⇒ http://www.ab.auone-net.jp/~
haragama/request.htm
Facebookはこちらhttp://www.facebook.com/?ref=logo#!/haragama?fref=ts

さて、もう一方の民間事例です。
飯舘村から福島市内に避難するお母さんたちが頑張る、「かーちゃんふるさと農園 わいわい」についてです。

半径5k圏内の警戒区域を除けば、
他の地域に比べ放射線量が高い飯舘村、故に戻りたくても戻れない方々の街。そんな中で、飯舘から避難中の母ちゃんたちが「自立せねば!」と一念発起。農業のみに従事していた母ちゃんたちが立ち上がり、福島県産品を加工しお餅や漬物等を販売する、第6次産業化での自立に向けて走り出した。福島大学の教授の知見も借り、「かーちゃんの力プロジェクト」として、「食と農を通じた自立と再生」を目指している。

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愛情たっぷりの手作り弁当を作る母ちゃんのお1人と

福島県産品をたっぷり使った手作り弁当がその日の夕食でしたが、
何とも懐かしい味を感じたひとときとなりました。まさに「おふくろの味」でした!同情ではなく、十分、他の外食や中食(弁当販売等)産業と渡り合える味ですので、ぜひ、ご賞味ください!!


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このブログ記事について

このページは、そえだ勝の公式 Webサイトが2013年4月 2日 17:31に書いたブログ記事です。

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