そえだの勝ブログ

11/07/18 故郷福島の放射線量、まだまだ、厳しい状況

 今日は、ガイガーカウンターを持参し、「計画的避難区域」、いわば、「入れないわけではないが、計画的に避難すべき地域」を中心とした、放射線量の調査を行いました。  第一原発から20k圏内の「警戒区域」、いわゆる「入れない地域」を除けば、福島県内で群を抜いて、放射線量が高いとされる、飯舘村を中心に測定しました。  まず、飯舘に入る前に測定したのは、みどりの郷がある二本松市、こちらは1μSv/h(毎時マイクロシーベルト)未満という結果でした。 110717a.jpg  とはいえ、0.1μSv/h前後の川崎や他の首都圏と比べれば、比較にならないほどの数値です。  そして、次は川俣町という、二本松と飯舘の間にある町の結果です。 110717b.jpg  この数値は飯舘村との境にある場所ですが、3μSv/hを超えています。  飯舘に入る前に、これだけの数値が出ますと、いくら福島出身者とはいえ、正直、動揺してしまう自分がおります。  そして、飯舘入り。全村避難を余儀なくされたため、あたりに人影はなく、ただ、むなしくガイガーカウンターの高い数値を超えると鳴る、電子音だけが響いていました。 110717c.jpg  4.8μSv/h超という、極めて深刻な値。これでは当然、子供はもちろん、大人も含め、全ての人が住めない状況と言わざるを得ません。  いわずもがな、早急なる東電と政府の対応が求められます。  とりわけ、迅速な東電の補償が必要ですが、彼らはその気はほとんどないに等しいでしょう。もちろん、原発の最前線の現場で頑張っている人は別にして、幹部たちはいかに、補償額を減らすかに没頭しています。  やはり、一企業はそんな補償をしたくないのが本音であるし、その補償額を巡って、住民と百戦錬磨の東電交渉役とで対立しても、情報がふんだんにある東電が優位に決まっています。  そこで、賠償スキームについては、政府が一旦、住民を保証し、その後に政府が東電に賠償額を請求するというものを、私は推進します。  これは、自民党の河野太郎さんが言っていたものですが、私はそんな時こそ、党派を超えて、一致団結して、原発対応にあたるべきと思います。  ちなみに、南相馬の方の話によれば、今まで、こうした放射性濃度が高い地域に足を踏み入れた政治家はほぼ、皆無に近いそうです。  私は政治家こそ、危機迫る最前線の現場に駆けつけ、その状況を体感し、あるべき政策を実現すべきと、つくづく思いました。  国会のごたごたを見ると、本当に彼らには何も頼れないと実感します。  「そんな暇があるならば、放射性濃度の高い現場で実際に作業して額に汗し、考えろ」と、全ての国会議員に言いたくなります。  そうすれば、時間的に「そんなことをしている暇がない」ことに、彼らも気づくはず。  と言っても、なかなか、そんな腰の軽い議員はいませんので、引き続き、自分は自分で故郷福島と川崎との懸け橋になるべく、努めていきます。

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このページは、そえだ勝の公式 Webサイトが2011年7月18日 23:39に書いたブログ記事です。

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