そえだの勝ブログ

11/06/08 横浜市のトリアージ現場に行ってきました。

先日、川崎の救急医療再構築に向けて、トリアージの調査について触れましたが、今日は、トリアージの最先端地域、横浜市消防局に行ってきました。
110608.jpg 消防局のトリアージの指令現場
 横浜市では、コールトリアージと言って、119番通報段階での「救急車出動の有無」を判断しています。  救急車は本来、3人の隊員が乗り込み現場に駆けつけますが、横浜の場合、軽症者については2人の隊員のみが駆けつければ大丈夫な体制になっています。それはコールトリアージを導入したからこそ、「救急改革特区」の指定を受け、そうした人員基準が緩和されています。  また、救急車と同時に、その到着が遅くなる可能性も視野に、消防のポンプ車も5人の隊員が乗り込み、現場に駆けつけることもできます。それも横浜の場合、5人という人員規制が特区認定を受けているからこそ、4人でできるという利点もあります。  川崎もPA連携といって、ポンプ車(Pumper)と救急車(Ambulance)が同時に出場する(双方の頭文字から「PA」)体制が整備されてはいます。  しかし、特区指定を受けているわけではないため、その隊員数は規制通りのポンプ車(Pumper)は5人、救急車(Ambulance)は3人という、人員基準のまま、弾力的に運用できない状態です。  確かにこれは盤石な人員体制に思えるかもしれませんが、横浜の場合、双方から1人区ずつ削減できるため、その2人を使い、もう一つの部隊が編制できるのです。いわゆる、救命活動隊を編成できるのです。  つまり、横浜と川崎を比べると、PAの人員が同じ9名であるならば、横浜は3部隊できるのに対して、川崎は2部隊しかできないという現状があるのです。  市民の命を守るためには、財政も鑑み単純に隊員の増員を図るのではなく、同じ人員数で救急の部隊が多く編成できる手法を川崎も参考にせねばと思いました。

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このページは、そえだ勝の公式 Webサイトが2011年6月 8日 21:33に書いたブログ記事です。

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