そえだ勝ブログ

先日は自己負担について書きましたが、その次に問い合わせが多かったことが、レンタル費用でした。あとは介護保険を利用されている方、これから利用をお考えの方に比較的関わりそうな介護医療院について触れておきます。

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現在、福祉用具のレンタルは各レンタル事業者が任意で決定できる、いわば、オープン価格になっています。そこで、商品に大差はない、ひいては同じ商品なのに、「事業者によって値段の違いが大きくある」、なんてことが以前よりは少なくなりましたが現在もあります。

そこで、厚労省が「車イスレンタルならばいくら」「電動ベッドはいくら」等、基準の価格を設定することになりました。それゆえ、レンタル事業者は今後、自分の所の価格と厚労省の基準価格とを照合しながら、商品説明をすることになっていくでしょう。
その変更は消費者本位という観点から意義ある変更と、私は考えます。

そして、もう一つは、介護医療院の創設です。

これは「比較的医療依存度が高いが、入院するほどではない」という要介護者の方々がお入りになられることになる施設です。現在、病院でも急性期の病床は多く存在するものの、慢性的な処置に重視する病床、あるいは在宅復帰に向けたリハビリ重視の病床は、不足しています。
その結果、退院や転院(例えば急性期の病床⇒慢性期の病症)がスムーズにいかない高齢者は少なくないとされ、急性期病床を慢性期患者が占めてしまう結果となり、救急医療の受け入れに支障をきたすこともあると言われます。

そこで、今後は団塊世代の方々が後期高齢者になる前段階から、その対策の一つとして、慢性期の方々の行き先確保を目指したといえます。方向性としては良いと思いますが、こちらの報酬単位がどうなるかはまだはっきりとは見えないため、急性期重視の医療介護体制からこちらに事業者が移行してくるかは未知数です。もう少し、具体性が見えてきたらまた、コメントさせて頂きます。

なお、前回同様ですが、紙幅の関係上、より詳しくお知りになりたい方は、私にお問い合わせ頂ければ幸いです。
「4月からは俺の負担はどうなる?」「2割(負担)から3割にはいくら(年金等の収入額)からなるんだ」等々、年末頃から非常に問い合わせが私の所に多かったので、簡単に次年度介護保険改正に触れます。まずは自己負担割合です。もちろん、ご存知の方も多いと思いますが、そうでない方も多くおられるので、何回かに分けて書きます。

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まず、結論から言うと、収入が280万円、340万円、これが1-3割負担の境目となります。

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しかし、介護保険にも医療費の高額療養費制度(平均的な年収の人ならば1か月9万円程度の支払いで済み、それ以上の分は還付される制度)に似た仕組みが存在しています。

その金額は年金収入等にもよりますが、1.5万円~4.4万円程度とされており、それを超えた分の自己負担金は還付されます。ただし、これはあくまでも、保険サービスへの自己負担額が対象となるため、保険外となる食費や居住費等は対象になりません。ただ、3割負担となる方は日本全体で約3%程度とされていますから、ほとんどの方は現行の1-2割負担だと思われます。紙幅に限りがあるためにざっくりと書きましたが、詳しくお知りになりたい方は、私までメールかお電話お待ちしております。

新年のご挨拶

明けましておめでとうございます。本年もご指導ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。

昨年末の議会で明らかになりましたが、逆・介護保険の参加高齢者の方々も500人を突破し、いよいよ、是が非でも成功させねばならない規模になってきました。先の年末のブログで書きましたが500未満の数というのは、傾向を探るサンプルとしては少ないとされます。

逆に言うと、500を超えるサンプルは統計学上、かなりの信頼性が高いデータになるとされています。つまり、逆・介護保険はもう後戻りできない規模になってきたということです。
 
私は今までの選挙において、よく政治家が言う「日本良くします」「教育良くします」「福祉良くします」「経済良くします」等々、誰でも言えるような公約は全く言及しませんでした。それは曖昧であり、有権者の皆さんからは「結局何がしたいの?」「みんなと同じこと言ってるよね」的に受け取られ、関心を持たれなくなるからです。

でも、それは政治家の立場から言えば、実は「楽」です。なぜならば、有権者に何がやりたいか伝わらなければ、「何もせずとも何の文句も言われない」からです。私はそれがいやでした。

だから、極端な話、私が言ってきたのは、逆・介護保険、一本でした(無論、他の分野についても言及していますが)。もちろん、それしかやらないわけではありません。子育てや教育等々、さまざま取り組んでいますが、「逆・介護保険だけは石に噛り付いてでも結果を出します」と明確に市民の皆さんにお伝えしてきました。そして、単に政党の看板や地縁や血縁等で選ばれるような選択肢ではなく、政策で選ばれる選択肢になりたかったからです。

その意味で、500以上の標本ができた新年は、まさに「政策で選ばれた政治家」としての真骨頂が試される年だと思いますゆえ、引き続き、お力添えのほど、よろしくお願い申し上げます。
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今まで、オムツ外しに注力していた事業者は多くありましたが、それが報酬として報われることはありませんでした。なかには、オムツ装着者がゼロという施設もあります。

人間が生きるうえで、食物摂取が大切なことであるように、規則正しい排泄もまた、重要な機能です。「食べて出す」という当たり前すぎることで、健康な人は意識もしないことだと思いますが、それなしでは人は生きていけません。

また、排せつを自力で行うということは、人間の尊厳にも関わる重要な問題であり、言わずもがなですが、オムツを好きで付けている方はこの世にいません。やむを得ざる状況ゆえ、つけておられるのです。それは決して悪いことではありません。

でも、自力で排せつできる残存能力がある方ならば、そうした方へのケアは「脱オムツ」を目指すべきです。言わば「脱オムツやれば得する」というように自立支援を促す、まさに逆・介護保険の発想を後押しする仕組みづくりに、引き続き、国とも連携しながら、私も邁進していきたいと思います。

先日、1215日質問に立ちました。

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半年前に、逆・介護保険の本格実施の表彰式がありました。それから、参加事業者数や対象要介護者数の状況確認をしました。

なんと、参加事業者数は
300事業者を突破し、325事業者となりました。そして、次が重要ですが、当面の目標は要介護者500人以上の方々の参加でした。ついに、その目標に達し、521名の方々にご参加いただくこととなりました。

この意味するところは大きく、
500以上の標本があるということは、そこで得られる結果というものは、その数がいくら増えようとも、ほぼほぼ同じ結果が出るとされている数字です。来年7月の表彰式の際は、逆・介護保険が真に高齢社会のお役に立つのか否かという答えが導き出されるということになります。

それゆえ、今までもこの政策の成功に全精力を注いできたことは今更言うまでもありませんが、いよいよ真価が試されるときです。
7月の表彰式からわずか半年程度で目標とする標本数に達しているとは思ってもみなかったので、来年に向けて、非常に身の引き締まった質問機会となりました。